中小企業のデジタル参謀
事業、組織のIT活用が必須な理由
経営者にとって、今や、ヒト、モノ、カネ以上に頭を悩ませていること。その点の1つに、「上手くITを活用して自社を成長させることができるか」という事があります。今や、データをITを使って発信、受信、分析することは企業の読み・書き・そろばんとなっています。さらに、団塊世代の多くが現役で働くことが困難な年齢になっており、次の世代になるべき50代、40代は団塊の世代より人数が少ない上にバブル崩壊後の新卒採用控えで、どこの企業も人数が少なく空白の世代となっています。現状既に人不足が起こっており、この数年でさらに人不足が加速します。人のパワーでどうにかしようという時代は、既に限界がきており、さらに言えばこれからの日本は人材はレア資源となっていきます。外国からの労働者流入を期待されているかもしれませんが、日本の価値が下がれば日本に出稼ぎにくる外国人の方も他の国を選ぶでしょう。日本企業、特に中小企業が生き残り、成長するためには、ヒトに依存しない経営にするかが非常に重要になってきます。
「なんだ、じゃあ、うちなんか絶対無理だ」と思われたかもしれません。
いえ、逆です。今がチャンスなのです。100年に一度のチャンスなんです。今ほど多様な人材が増え、企業だけでなく、個人やスタートアップ、副業でも自分のスキルを提供しています。また、オンラインが普通になり移動時間を気にせず遠隔地の人にも相談したり、サービスを受けたりできます。
・量や質だけでない価値観の移り変わり
同じ物を、大量に、早く提供する。この時代は終わろうとしています。
「そんなこと言っても、顧客は、もっと早く納品しろ、もっと安くしろ、と言ってくるぞ」
それは、その通りです。私も今と同じ物が必要であれば、「もっと安く、もっと早く」を選択の基準にします。
しかし、これからは今までと同じ人数で、今までと同じ仕入れで、同じものを提供していても、生き残っていくことが難しくなるでしょう。
今の顧客を大切にしつつも、新しい商品、新しいサービス、新しい事業、新しい価値設計を考えていく必要があります。
そのためにも、デジタル・ITの活用は必須の道具になります。
製造業の加工機械の様に、飲食店の調理器具の様に、普通の選択としてITに投資し、企業の成長のベースにする。
しかも、ヒトが行う高度な業務と遜色がない。そんな時代がもう既に来ています。
これからのIT活用
内閣府は2016年の第5期科学技術基本計画において、未来の産業創造と社会変革としてSociety5.0を提唱しました。
この流れから、ICTの浸透が⼈々の⽣活をあらゆる⾯でより良い⽅向に変化させる、
デジタル・トランスフォーメーション(DX)の必要性が言われるようになりました。
DXは、大企業のみの話ではなく、中小企業にも必要です。日本の99%は中小企業です。
中小企業こそ、もっとデジタルを活用することで成長することができると考えています。DIGIPROはそんな思いからスタートしました。
DIGIPRO代表 松葉 慎弥
ソフトウェアベンダーでシステムエンジニアとして大手建設業の業務システム開発・保守業務に従事。その後、大手運輸業の業務システムの企画、開発、保守、運用まで全工程に携わり、数百万円から億単位の案件まで、幅広い案件を経験する。近年は、中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるため、ICTとデータを経営に活用することで、顧客の生産性向上や業務改革を行う。ICTと業務の両面からお客様を支援し、ビジネスの成長を実現する。
保有資格
経済産業大臣登録 中小企業診断士
IPAプロジェクトマネージャ
IPAシステムアーキテクト
IPAデータベーススペシャリスト
AIPA認定 AI・IoTマスターコンサルタント
レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ
所属団体
一般社団法人 神奈川県中小企業診断協会
一般社団法人 神奈川県中小企業診断士会
神奈川県中小企業家同友会
一般社団法人 AI・IoT普及推進協会